MacOSX: Snow Leopardにアップグレードした後に、MacPortを再インストールする方法

2010年2月21日

Snow LeopardにMacOSXをアップグレードすると64bit対応のあおりで、portのパッケージ群が動作しなくなってしまいます。これを対応させるためには、環境を手作業で一つ一つ修正していくよりも、思い切って全パッケージを削除して一からアプリケーションを全インストールする方が楽に移行できます。

Snow Leopardにアップグレードした後、以下のようにしてportで管理しているパッケージを全て強制削除し、port自体を最新版にして、再度、インストールしていたパッケージ群をインストールしなおせばOKです。 

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# portでインストールしたパッケージの全削除
$ sudo port -f uninstall installed 
$ sudo port selfupdate 
$ sudo port sync 
$ sudo port upgrade --force installed
# インストール中に以下警告文が表示されるので、対応する。 
########################################################### 
# A startup item has been generated that will aid in 
# starting apache2 with launchd. It is disabled 
# by default. Execute the following command to start it, 
# and to cause it to launch at startup: 
# 
# sudo launchctl load -w /Library/LaunchDaemons/org.macports.apache2.plist 
###########################################################

インストールしていたパッケージによっては、上記apacheの警告文のように再設定を求められますので、インストールメッセージに注視しておくようにしましょう。